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私の生活改善運動

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母は何者かになろうなんて思わない。魂とか愛とかそういう話もしない。ただ、そこにいる。
そこにいて、手を動かし、生活する。それだけ。それだけのなかに、こんなにもひとを癒す安寧が存在している。それは、母自身が平穏を生きているからだった。(母の生活:p190)

何も特別派手なイベントが無くとも、日々、何でもない営みの繰り返しこそが、実は一番の癒しであることに共感した。本当は何が好きなのか。居心地は良いのか?とストイックなまでに自分に問うことは、わたしの生活を生み出すということ。一昔前の親って、実はそれの名人だったのではと思わず考えてしまった。



三輪舎 紹介文より

「これでいいや」で選ばないこと。「実は好きじゃない」を放置しないこと。
これは、ひとりよがりの贅沢ではない。--ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。

日常において、とても些細なことだけれど、気にかかっていること。タオルやシーツ、ゴミ箱、セーター、靴、本棚……。これでいいやで選んできたもの、でも本当は好きじゃないもの。それらが実は、「私」をないがしろにしてきた。淀んだ水路の小石を拾うように、幸せに生活していくための具体的な行動をとっていく。やがて、澄んだ水が田に満ちていく。――ひとりよがりの贅沢ではない。それは、ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。それが“私”の「生活改善運動」である。

手づくりのZINEとしては異例のシリーズ累計五千部を記録した大人気エッセイ『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』を、5万字の書下ろしとともに再構成。待望の単行本化!

【目次】
(私の)「生活改善運動」とは―はじめに
新しいことが起こるとしたら―新生活編
本棚は生活必需品?―本棚編
食べることは生きること?―食事編
魂の一番外側―服にまつわるロスト&ファウンド編
砕けた欠片、小さな旅、楽園―生活“回復”運動編
幸せなほうを選んでいく―おわりに

【状態】
帯付き

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